こんにちは。 一男一女、二児のママ、おみそ。です。
今回は、まめこ(長女)とまめお(長男)の妊娠中・出産・産後を比較しながら、わたしの出産体験談をご紹介したいと思います。
これからはじめて出産を迎える方や、二人目の出産を迎える方の参考になれば幸いです。
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第一子と第二子出産の概要
二人の出産について一覧表にまとめてみました。
二人とも経腟分娩で、出生体重は約300g違いました。(まめおの方が少し大きかった)
わたしが「一人目と二人目で違う!」と感じたポイントの色を変えています。
項目 | まめこ (第一子) | まめお (第二子) |
---|---|---|
妊娠期間 | 38週5日 | 38週3日 |
産前の体重増加 | +7.0㎏ | +9.0㎏ |
つわりの有無 | なし | あり |
つわりの期間 | ー | 妊娠13週~18週(妊娠4ヵ月~5ヵ月) |
お産の始まり方 | 出血 | 破水 |
分娩所要時間 | 11時間15分 | 10時間37分 |
産後の悪露の期間 | 1ヵ月 | 3ヵ月以上 |
この記事ではわたしが二人の出産を通して「一人目と二人目で違う」と思ったポイント三点
- つわりの有無
- お産の始まり方
- 産後の悪露の期間
に焦点を当てて、体験談をご紹介していきます。
妊娠中—つわりの違い
経験した方はわかると思いますが、つわりが本当に辛かったです。
「こんなに気持ち悪いなら、もう絶対に妊娠はしたくない…」と思うほど。
わたしは二人目の妊娠中につわり初体験でした。
つわりがある・ないで、妊娠中の過ごし方がどのように違うのか、わたしの体験談を書いていきたいと思います!
まめこ(第一子):体調に特に変化なし
まめこを妊娠した時は、つわりは全くなく、快適なマタニティライフを過ごせました。
仕事は普通に出勤していたし、休日には夫とよく外食したり、旅行に行ったりもしました。
食べ物は何でも食べられましたが、噂に聞いていた「食欲が2倍になるよ!」という、底のなしの食欲は湧いてこず、食事量は妊娠前と変わりませんでした。
その影響か、体重の増加が少なく、助産師さんから「赤ちゃんのためにもっと食べなさい!」と食事指導を受けていました。
お腹いっぱいなのに「もっと食べなきゃ」と意識して食事をすることが、妊娠中、唯一つらかったことです。
まめお(第二子):妊娠中はひどいつわり
妊娠初期から食欲がなく、「他人が食べているところを見れば自然と食欲も出るかも!」とYouTubeで大食い選手権の動画を沢山観ていました。(それでも食欲はなかなか湧かず…)
妊娠3ヵ月あたりから、仕事中に気分が悪くなることがしばしばありました。
つわりのピークは4ヵ月目、朝から晩まで気持ち悪い。仕事中はずっと何か口に入れていないと気持ち悪かった記憶があります。
おにぎり、ガム、炭酸飲料…色々試して辿り着いたのは、飴でした。わたしの食べづわりには特に、「三ツ矢サイダーの飴」が、効果てきめんでした。(炭酸飲料だとスッキリ感があって良いけど、ゲッ〇が出そうになる勢いで吐きそうで、会社ではあまり飲めませんでした…。)
あまりにも吐き気が酷かったため、産婦人科で妊娠中でも服用できる吐き気止めを処方してもらいました。
ただ、酷いときには薬も効かず、何回もトイレに駆け込むため、仕事になりませんでした。
帰り道にあまりの吐き気に歩けなくなり、「これはきつすぎて通勤できない」と思いました。
その日を境に、仕事は特別に在宅勤務にさせてもらい、つわりの期間の仕事をなんとか乗り切ることができました。
出産—お産の始まり方の違い
はじめての出産はもちろん、一度経験していても、ドキドキしますよね。
わたしの場合は、一人目と二人目でお産の始まり方が違い、かなり戸惑いました。
まめこ(第一子):出血から
予定日より二週間ほど早く、その日はやってきました。
22時ごろ、お腹がゴロゴロしたのでトイレに行くと、「お腹の中のもの全部出たかも?」と思うくらいスッキリしました。
そのあと布団に入ったら、下腹部に軽い生理痛のような痛み…慌ててトイレに行くと出血が。
病院へ電話してそのまま入院となりました。
日付が変わる前に入院し、明け方まではずっと軽い生理痛のような痛みが続き、「なんだ、陣痛ってこんなもんか、余裕かも!」なんて思っていたのですが…
朝7時ごろから本格的に痛くなってきて、朝食も食べられない。助産師さんにずっと腰を押さえてもらっていました。
この時点で結構しんどかったのですが、「陣痛が弱すぎる、これではまだまだ生まれないね」と言われて、痛みまだ解放されないことを知り、絶望…。
ずっと微弱陣痛に耐え続けていたのですが、お昼が近づいた頃、急に「グッ!グッ!」と何か固いものが下に向かって押してくる感覚がありました。
急に助産師さんたちが「来た来た!先生呼んできて!」とあわただしく動いている様子…。
更に痛くなってきたため、呼吸が乱れて、過呼吸気味になっていました。
そこからはもう、下半身全部とにかく痛いし、いきんで!、今はいきまない!、など、言われたとおりにやろうと必死でした。
やがて、まめこの泣き声が聞こえて、はじめて抱っこしたとき…
出産の痛みを忘れるくらい嬉しかったです。
「生まれてきてくれてありがとう」と、心の底から思いました。
余談ですが、まめこのときは里帰り出産で、夫と実母が立ち合う予定でした。
しかし、予定よりも早くお産が進んだため、母が夫を空港に迎えに行っている間に生まれてしまい、立ち合い出産は叶いませんでした…。
まめお(第二子):破水から
まめおも、まめことほぼ同じ週数で、予定日より二週間ほど早く入院となりました。
入院前日の朝、腹痛で目が覚めて、ひどくお腹を下しました。このときも「お腹の中が空っぽになったかも?」と思うくらい大量に出ました。
このときはまだ生まれるとは思っておらず、「何か変なものに当たっちゃったかな?」としか考えていませんでした。
今思えば、わたしの出産前日は、必ずお腹の中を一掃する兆候があるようです。(あくまで個人の感想です)
その日の夜、23時頃に布団に入って寝入りかけた時、何か液体がジョワっと出た感覚で目を覚ましました。
トイレに行ってみるとうっすらピンク色、明らかに尿ではないものが出ていました。
病院に電話して、夫の運転する車で病院へ向かいました。
自分の意識とは無関係にどんどん流れ出る羊水にパニック。
まめこのとき(出血のみ)とはあまりにも違い、向かう途中の車内では「でたよ、またでた!!」とずっと騒いでました。
ちなみにこのとき、事前に破水を想定していなかったため、破水専用パッドは用意しておらず、夜用生理用ナプキンを二枚重ね使用し、車の座席にバスタオルを敷いて移動しました。
検査をして入院となりましたが、そのときはまだ陣痛が軽いものだったので、夫には一旦帰宅してもらいました。
助産師さんから「経産婦さんだし、早めに来てもらった方がいいかもね」ということで、再度4時ごろ夫来院。
このとき、夫が「まだコンビニしか開いてなくて…」となぜか食器洗い用のスポンジを2個買ってきました。
「これ何に使うの?」と聞くと、「え、テニスボールが欲しいって言ってたやん。痛いとき握りしめるんやろ?コンビニにはテニスボール売ってへんから、代わりにこれ(スポンジ)」と言うので、笑ってしまいました。
これから立ち合い出産を迎える世の旦那様方、テニスボールは握りしめる用ではなくて、陣痛がつらいときに腰を押す用です。(結局、病院にあったテニスボールを貸してもらえました。)
そんな夫ですが、まめおが生まれるまでそばにいてくれて、本当に心強かったです!
まめこのときは立ち合いなしで生んだので、今回も一人で頑張れる!と思っていましたが、やはり出産って一度経験していても不安だらけ。夫がいてくれるだけでこんなに安心して臨めるんだ、と思いました。
「経産婦だから早く生まれる」…なんてことはなく、分娩時間はまめこのとき同様10時間越え。
微弱陣痛が続き、促進剤を打ってもなかなか進まず、痛みに耐え続けていました。
つらくて横になっていたかったのですが、「早く産むために試しに起き上がってみたら?」という夫の鬼のような提案に泣く泣く体を起こしました。
すると、腰が割れるように痛い!!!
しかし、夫の提案通りに起き上がっていたら、一気にお産が進みました。
まめこよりまめおの方が少し大きかったからか?生まれるときも痛すぎて涙が出ました。
でもやはり、生まれたてのまめおの顔(まめこそっくり)をみたら、痛さも吹き飛ぶくらい嬉しかったです。夫もはじめて出産に立ち合って、生まれた瞬間、感動して泣いていました。
産後—悪露の違い
悪露とは、出産後に子宮から排出される分泌物のことで、産後すぐは出血のような見た目です。
通常であれば1ヵ月ほどでおさまるもののようですが、わたしの場合は、一人目と二人目で期間が違いました。
二人目出産前は、「一度経験しているし、二人目の産後の方がすぐ身体回復するでしょ!」と思っていましたが、予想に反して身体はなかなか元には戻ってくれませんでした…。
まめこ(第一子):悪露は1ヵ月ほど
まめこのときは里帰り出産だったので、産後は家事・育児を母に手伝ってもらうことができ、身体をゆっくり休めることができました。
日中はまめこのお世話だけをして、一緒に昼寝して…という生活だったため、寝不足ではありましたが、1ヵ月程度で悪露が止まり、体調が戻ったと感じました。
まめお(第二子):3ヵ月以上悪露が続いた
まめおのときは、里帰り出産はしませんでした。
義母や実母に手伝いには来てもらいましたが、上の子の世話もあってか、なかなか体調が回復しませんでした。
まめおの一ヵ月検診の時に「この時期にしては悪露が多いね」と言われて、その後なかなか治まらず、3ヵ月間婦人科に通いました。
「子宮の戻りは異常ないし、(このまま悪露が続くようであれば)もしかしたら胎盤が残っているかもしれない」といわれましたが、原因は不明のままでした。
子宮収縮剤を処方してもらって様子を見続け、3ヵ月半が経ったころ、ようやく悪露がおさまりました。この悪露がおさまったころに、まめおも夜間まとまって寝てくれるようになり、「やっと体調が戻ってきたかな」と思えるようになりました。
最後に
二人の出産を通して、「出産って、全く同じにはならないんだなぁ~!」とつくづく感じました。
「一人目のときと同じ感じだろう…」と思っていたら想定外のことばかり。
でも、ひとつひとつがわが子の誕生につながっていると思うと、わたしにとってはかけがえのない体験でした!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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